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平成25年 9月定例会
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  1. 勝浦市議会 2013-09-01
    平成25年 9月定例会


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    平成25年9月 勝浦市議会定例会会議録(第5号) 平成25年9月24日 ○出席議員 16人 1番 磯 野 典 正 君 2番 鈴 木 克 己 君 3番 戸 坂 健 一 君 4番 藤 本 治 君 6番 根 本 譲 君 7番 佐 藤 啓 史 君 8番 岩 瀬 洋 男 君 9番 松 崎 栄 二 君 10番 吉 野 修 文 君 11番 岩 瀬 義 信 君 12番 寺 尾 重 雄 君 13番 土 屋 元 君 14番 黒 川 民 雄 君 16番 丸 昭 君 17番 刈 込 欣 一 君 18番 板 橋 甫 君
    欠席議員 2人 5番 渡 辺 玄 正 君 15番 末 吉 定 夫 君 地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名 長 猿 田 寿 男 君 副 市 長 関 重 夫 君 育 長 藤 平 益 貴 君 総 務 課 長 藤 江 信 義 君 企 画 課 長 関 富 夫 君 財 政 課 長 関 利 幸 君 税 務 課 長 鈴 木 克 己 君 市 民 課 長 渡 辺 直 一 君 介 護 健 康 課 長 大 鐘 裕 之 君 生 活 環 境課 長 兼 西 川 一 男 君 清掃センター所長 都 市 建 設 課 長 藤 平 喜 之 君 農 林 水 産 課 長 関 善 之 君 観 光 商 工 課 長 玉 田 忠 一 君 福 祉 課 長 花ヶ崎 善 一 君 水 道 課 長 岩 瀬 健 一 君 会 計 課 長 岩 瀬 義 博 君 教 育 課 長 軽 込 貫 一 君 社 会 教 育 課 長 菅 根 光 弘 君 職務のため議場に出席した事務局職員職氏名 事 務 局 長 目 羅 洋 美 君 議 事 係 長 屋 代 浩 君 ╶───────────────────────╴ 議 事 日 程 議事日程第5号 第1 議案、陳情上程委員長報告・質疑・討論・採決 (総務常任委員長) 議案第41号 平成25年度勝浦市一般会計補正予算教育民生常任委員長) 89 ○ ○ 市 教 ○ 議案第42号 平成25年度勝浦市国民健康保険特別会計補正予算 議案第43号 平成25年度勝浦市介護保険特別会計補正予算 陳情第1号 生活保護法を「改悪」しないよう意見書の提出を求める陳情 (決算審査特別委員長) 議案第44号 決算認定について (平成24年度勝浦市一般会計歳入歳出決算) 議案第45号 決算認定について (平成24年度勝浦市国民健康保険特別会計歳入歳出決算) 議案第46号 決算認定について (平成24年度勝浦市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算) 議案第47号 決算認定について (平成24年度勝浦市介護保険特別会計歳入歳出決算) 議案第48号 利益の処分及び決算認定について (平成24年度勝浦市水道事業会計決算) 第2 議案上程・説明・質疑・討論・採決 議案第49号 平成25年度勝浦市一般会計補正予算 議案第50号 勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意を求めることについ
    議案第51号 勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意を求めることについ 議案第52号 勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意を求めることについ 議案第53号 勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意を求めることについ て て て て て 議案第54号 勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意を求めることについ 議案第55号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 第3 発議案上程・説明・質疑・討論・採決 発議案第6号 地方税財源充実確保を求める意見書について 第4 各常任委員会所管事務調査について 第5 議員の派遣について ──────────────────────── 開 議 ○議長(岩瀬義信君) ただいま出席議員は16人で定足数に達しておりますので、議会はここに成立 平成25年9月24日(火) 午前10時開議 いたしました。 90 これより本日の会議を開きます。 本日の日程は、お手元へ配布したとおりでありますので、それによってご承知を願います。 ──────────────────────── 議案、陳情上程委員長報告・質疑・討論・採決 議長(岩瀬義信君) 日程第1、議案を上程いたします。 議案第41号 平成25年度勝浦市一般会計補正予算を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。佐藤総務常任委員長。 〔総務常任委員長 佐藤啓史君登壇〕 ○総務常任委員長佐藤啓史君) 議長よりご指名がありましたので、今期定例会において総務常任 委員会に付託されました議案の審査経過と結果について、その概要をご報告いたします。 当総務常任委員会は、付託されました事件を審査するため、去る9月12日、委員会を開催し、 執行部より市長、副市長、教育長及び関係課長の出席を求め、その審査を終了いたしました。 その結果、議案第41号 平成25年度勝浦市一般会計補正予算につきまして、お手元へ配布の 委員会審査報告書のとおり全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、総務常任委員長の報告を終わります。 ○議長(岩瀬義信君) これより委員長の報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのとこ ろ通告はありません。質疑はありませんか。 ○議長(岩瀬義信君) これをもって質疑を終結いたします。 「なし」と呼ぶ者あり〕 〔 んか。 ○議長(岩瀬義信君) これをもって討論を終結いたします。 「なし」と呼ぶ者あり〕 〔 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。討論はありませ これより議案第41号 平成25年度勝浦市一般会計補正予算を採決いたします。本案に対する
    委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙 手を求めます。 〔挙手全員〕 ○議長(岩瀬義信君) 挙手全員であります。よって、議案第41号は、原案のとおり可決されました。 ──────────────────────── 議長(岩瀬義信君) 次に、議案第42号 平成25年度勝浦市国民健康保険特別会計補正予算、議案 第43号 平成25年度勝浦市介護保険特別会計補正予算、陳情第1号 生活保護法を「改悪」し ないよう意見書の提出を求める陳情、以上3件を一括議題といたします。本件に関し、委員長 の報告を求めます。土屋教育民生常任委員長。 〔教育民生常任委員長 土屋 元君登壇〕 ○ ○ 91 ○教育民生常任委員長(土屋 元君) 議長よりご指名がありましたので、今期定例会において教育 民生常任委員会に付託されました議案の審査経過と結果について、その概要をご報告いたしま 当教育民生常任委員会は、付託されました事件を審査するため、去る9月17日、委員会を開 催し、執行部より市長、副市長、教育長及び関係課長の出席を求め、その審査を終了いたしま す。 した。 その結果、議案第42号 平成25年度勝浦市国民健康保険特別会計補正予算、議案第43号 平 成25年度勝浦市介護保険特別会計補正予算、以上2件につきましては、お手元に配布の委員会 審査報告書のとおり全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第1号 生活保護法を「改悪」しないよう意見書の提出を求める陳情の審査に当 たりましては、陳情者に説明を求め、審査を行いました。 その結果、陳情第1号 生活保護法を「改悪」しないよう意見書の提出を求める陳情につき ましては、不確定要素が多い中、慎重に審議する必要があり、会期中に結論を出しかねるので、 議長に対しましては継続審査申し出をした次第であります。 以上をもちまして、教育民生常任委員長の報告を終わります。 ○議長(岩瀬義信君) これより委員長の報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのとこ ろ通告はありません。質疑はありませんか。藤本議員。 ○4番(藤本 治君) 陳情第1号について質問させていただきます。生活保護法を「改悪」しない よう意見書の提出を求める陳情につきましては、今、継続審査とすべしというご説明でしたが、 どのような審議を通じてこういう継続審査という扱いにすべきということになったかをお尋ね したいと思います。これは、そもそも10月にも開催される臨時国会に再提出がされようとして いるものでありますので、今議会におきまして、直ちに白黒をつけるべきものだと思いますが、 それをあえて継続審査とするに至った審議の中身について、さらにご説明いただきたいと思い ます。 ○議長(岩瀬義信君) 答弁を求めます。土屋教育民生常任委員長。 ○教育民生常任委員長(土屋 元君) それでは、藤本議員の質問に対してお答えいたします。常任 委員会について、陳情者から説明を求めまして、先ほど報告しましたように、不確定要素が多 いと。これはあくまでも改正案を次の国会に提出すると報道されています。これは政府が決定 したわけではありませんし、そういう形の中で、まだ不確定要素の一つ。それから、さきの国 会で、廃案となりましたという中で、国会の意思がそこで示されているわけです。そして、今、 報道で再提出するという、報道の中での不確定要素ですね。国会の中でも既に決定したという ことであれば別ですが。 そして、もう一つ、生活保護法については不正受給が非常に多いというのが現況だと思いま す。そういう中で、常任委員会メンバーでは採択すべきだという意見も数名ありました。し
    かし、まだ不確定要素が多い中、やはりもう少し経過を見たほうがいいんじゃないかというこ とで、採択並びに継続審査すべきじゃないか、もっと慎重に扱うべきじゃないかという意見に ついてまとめた結果、継続審査でもっと慎重に審議していこうという結論になりました。以上 であります。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに質疑はありませんか。藤本議員。 92 ○4番(藤本 治君) この陳情の趣旨は、再提出をしないように意見書を出してほしいということ でありますので、臨時国会の招集もされておりませんので、まだ出すとは決まっておりません けれども、それをしないようにというのが陳情の趣旨ですから、それを受けて、勝浦市議会と しては採択、不採択を決するべきだと思うんですけれども、再度、いかがでしょうか。 ○議長(岩瀬義信君) 答弁を求めます。土屋教育民生常任委員長。 ○教育民生常任委員長(土屋 元君) 白黒つけるべきだというんですが、やはり慎重に審議すべき ということがメンバーの意見で、そういうふうにまとまったんです。採択すべきというのは数 名いた、継続審査というのも数名いました。しかし、白黒つけるだけが陳情の扱いじゃなくて、 やはり慎重に、その陳情者の意図を酌んで、国会の情勢を考慮しながら、継続審査をすべきと いうのも私たち常任委員会メンバーの意思としてお考えになって、藤本議員は白黒つけるべ きという案かもわかりませんが、継続審査すべきだというのが全会一致で決まった内容です。 以上です。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに質疑はありませんか。 ○議長(岩瀬義信君) これをもって質疑を終結いたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。討論はありませ んか。藤本議員。 〔4番 藤本 治君登壇〕 ○4番(藤本 治君) 生活保護法を「改悪」しないよう意見書の提出を求める陳情は、直ちに採択 すべきであり、継続審査とすることには反対の立場から討論を行います。 通常国会で廃案に追い込まれた生活保護法改悪案など2法案を、安倍内閣臨時国会に再提 出をし、成立させることを願っております。生活保護を申請する権利を制限する仕組みを新設 した改悪案は、生存権保障という本来の制度のあり方を180度転換させる重大な内容であります。 最大の問題は、窓口で生活保護の申請すら認めない水際作戦を合法化する大改悪です。現在は 口頭でも申請を受けつけているのに、改悪案は文章による申請と、給与明細預金通帳などの 提出がないと受け付けないことを大原則にしました。こんな仕組みになれば、夫の暴力の被害 者など、着のみ着のままで逃げて生活苦に追い込まれた人などは、生活保護の申請すらできま せん。保護を申請した人を扶養する能力があるとみなされた親族などへの福祉事務所調査権 限を強化する改悪も盛り込みました。これは事実上の親族扶養義務化であります。子どもや 親に面倒を見てもらえと、申請者を窓口で追い返す事態をさらに拡大するものです。改悪案撤 退の生活困窮者自立支援法案を、生活保護を利用させない手段にされる危険は明らかです。申 請権を奪うかつてない大改悪案に対する国民の批判は大きく広がりました。しかし、自民、公 明両党と民主党などは密室談合を行い、何の歯どめにもならない修正をしただけで改悪案の衆 議院通過を強行いたしました。修正は、必要書類の提出を特別な事情に限り免除するだけのも ので、書類提出を原則とし、申請はねつけの水際作戦を合法化する本質は変わっていません。 維新、みんな、生活の各党もこれに加担いたしました。通常国会の最終日に、参議院で首相問 責決議が可決をされ、2法案が廃案になったことは、生存権保障を願う国民と生活保護改悪推 進の自・公・民などとの矛盾の広がりの反映です。一度、廃案になった法案は、復活ではなく、 きっぱり断念が筋であります。 93 制定以来60年ぶりの生活保護法改定として、大改悪案を持ち出した安倍政権生活保護攻撃 は、戦後歴代政権の中でも突出をしております。8月からは、食費や光熱費などに使う生活扶
    助費の過去最大規模での削減が強行されました。生活保護改悪を突破口に社会保障制度全体の 大改悪に突き進もうとする安倍政権の暴走にストップをかけ、社会保障の充実と改革への転換 こそ、今、必要なことです。よって、陳情は直ちに採択すべきであり、継続審査とすることに は反対の態度を表明して討論を終わります。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに討論はありませんか。 ○議長(岩瀬義信君) これをもって討論を終結いたします。 「なし」と呼ぶ者あり〕 〔 これより議案第42号 平成25年度勝浦市国民健康保険特別会計補正予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛 成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕 ○議長(岩瀬義信君) 挙手全員であります。よって、議案第42号は、原案のとおり可決されました。 ──────────────────────── 議長(岩瀬義信君) 次に、議案第43号 平成25年度勝浦市介護保険特別会計補正予算を採決いた します。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決する ことに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕 ○議長(岩瀬義信君) 挙手全員であります。よって、議案第43号は、原案のとおり可決されました。 ──────────────────────── ○議長(岩瀬義信君) 次に、陳情第1号 生活保護法を「改悪」しないよう意見書の提出を求める 陳情につきましては、教育民生常任委員長から会議規則第110条の規定による閉会中の継続審査申し出がありました。本件につきましては、教育民生常任委員長からの申し出のとおり、閉 会中の継続審査に付することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕 ○議長(岩瀬義信君) 挙手多数であります。よって、陳情第1号は、閉会中の継続審査に付するこ とに決しました。 ╶───────────────────────╴ 議長(岩瀬義信君) 次に、議案第44号ないし議案第48号、以上5件を一括議題といたします。本 案は、議案第44号ないし議案第47号、以上4件はいずれも決算認定について、議案第48号は利 益の処分及び決算認定についてであります。本案に関し、委員長の報告を求めます。寺尾決算 審査特別委員長。 ○ ○ 94 〔決算審査特別委員長 寺尾重雄君登壇〕 ○決算審査特別委員長寺尾重雄君) 議長の指名がありましたので、本決算審査特別委員会に付託 されました議案第44号ないし議案第47号、以上4件の決算認定について、議案第48号 利益の 処分及び決算認定について、以上5件の審査経過と結果について、その概要をご報告申し上げ 当決算審査特別委員会は、去る9月18日及び19日の2日間、付託議案を審査するため、委員 会を開催し、執行部より市長、副市長、教育長及び関係各課長の出席を求め、その審査を終了 ます。 いたしました。 その結果、議案第44号ないし議案第48号、以上5件については、全員賛成で、お手元へ配布 の委員会報告書のとおり、それぞれ認定、原案可決及び認定すべきものと決定いたしました。 なお、本決算審査特別委員会における審査の過程におきまして、各委員から質疑、意見、要
    望があり、その主なものを申し上げますと、まず、一般会計歳入歳出決算、歳入では、国庫支 出金及び県支出金については、その収入未済金が6億8,866万円、3億3,362万5,000円を計上さ れているが、これが今後どのように歳入となるのか、また、ほとんどが社会資本整備総合交付 金と思われるが、その現状について。市税については、収入未済があるが、収納率は県内でも 依然として低い状況にある中で、滞納整理の状況についてただしたところ、収入未済の事業に ついては、主に3月補正の繰越明許に係るもので、中でも社会資本整備交付金事業に係るもの が多く、都市建設課で取り扱っている道路関係のもの、企画課で取り扱っている都市再生整備 計画事業である。その他の事業として、各学校の体育館の改修が主なものであり、現在、進行 管理中のものが多く、歳入には至っていない。 また、滞納整理の状況について、滞納繰越分については、督促状の送付、臨戸徴収、夜間徴 収、電話催告、県市合同催告財産調査、国税との連携による差し押さえを実施し、市税確保 に努めている。また、現年課税分については、今後、コンビニ収納の実施、ご当地ナンバープ レートの作成を検討することにより納税環境を整備していきたいとの答弁がありました。 次に、歳出については、清掃センターは、平成29年に広域化される方向で検討されているが、 し尿処理場は老朽化が著しく、毎年3,000万円近くの修繕料を要している。今後の計画について ただしたところ、今後、1市2町で運営している施設も改修を計画しているので、今後、本市 の加入について協議していくとの答弁がありました。 また、補助金の支出について、改めて内容を精査する必要があるのではとの意見がありまし た。 国民健康保険特別会計では、国民健康保険の健全な運営を図るため、国民健康保険税の収入 未済への対応についてただしたところ、市税等徴収対策に加え、滞納者生活実態資産状 況を十分踏まえた上で、資格証明書短期保険者証の発行により滞納の解消に努めていきたい との答弁がありました。また、特定健診について、会場を変更するなどして受診者数が増えて いるようだが、さらに受診者数を増やすように努力していただきたいとの要望がありました。 以上、決算審査特別委員長の報告を終わります。 ○議長(岩瀬義信君) これより委員長の報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのとこ ろ通告はありません。質疑はありませんか。 「なし」と呼ぶ者あり〕 〔 95 ○議長(岩瀬義信君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、前もって通告がありましたので、これを許します。 ○4番(藤本 治君) 私は、議案第44号から議案第48号までの5つの決算認定について、反対の立 〔4番 藤本 治君登壇〕 藤本 治議員。 場から討論を行います。 振り返ると、平成24年度は民主党政権が次々と公約をほごにし、自民党政治と何ら変わりの ない財界中心アメリカ言いなりの政策を推進し、ついに民・自・公の3党合意で、税と社会 保障の一体改悪への暴走を開始する中で、国と地方が運営されてきました。 12月の総選挙で、自民・公明が政権に復帰し、アベノミクスが展開されても、その恩恵を得 ているのは一部の大企業や資産家だけであります。庶民は、1997年に消費税が引き上げられて から、賃金は下がり続け、労働者の平均年収は70万円も下がりました。長引く不況で商工業者 の所得も低迷したままであります。このようなときに、安倍首相は、来年4月からの消費税増 税強行を10月1日にも表明しようとしています。しかも、景気を腰折れさせないためとして、 法人税減税や大型開発へのばらまきをセットにするというのです。消費税増税は社会保障の充 実のためという大義名分は、完全に崩れ去っています。 また、財政再建のために必要との議論もあべこべです。消費税を増税すれば景気が悪くなり、 他の税収が消費税増税分以上に落ち込んでしまうことは、1997年の消費税5%への増税で経験 済みです。経済も財政も共倒れになることが心配されるからこそ、将来の消費税増税は必要と
    考えている方々を含め、今は引き上げるべきではないという意見が、どの世論調査でも多数を 占めているのではないでしょうか。 日本共産党は、来年4月からの増税はやめるべきという1点で、全ての政党、団体、国民の 皆さんが力を合わせることを呼びかけています。あわせて、消費税に頼らなくても社会保障を 充実させる別の道があることを提言しています。税制のあり方を、所得や資産など、負担能力 に応じた税制に転換をし、富裕層・大企業優遇税制を改めるべきです。国民の所得を増やす経 済の建て直しで、税収そのものが増えるようにすべきです。この道こそ社会保障の拡充、財政 危機・経済危機を一体に解決する道だと確信しています。 このような国政の状況のもとで、勝浦市の平成24年度予算は当初予算から3月の大型補正予 算までの補正を加えて執行されてきました。これによって、私は、防災、地域振興、子育て支 援などの分野で、市民の命と暮らしを支える重要な施策が行われたことを認めるものでありま すが、一方で、市民が求める水道料金の引き下げやごみ袋代、国民健康保険税、そして、平成 24年度に大幅に引き上げられた介護保険料などの市民負担の軽減は、それが県下でも有数の重 い負担であり、水道料金は特に日本でも十指に入る重さであり、負担の軽減は当然の願いであ ります。これは先ほど述べたように、国民の所得が低下を続け、暮らし向きが苦しくなり続け ているもとで、最も優先すべき政策課題であります。 また、水道料金や国民健康保険税には、近隣の市や町では当たり前に一般会計からの繰り入 れが行われているにもかかわらず、勝浦ではかたくなに、今なお手つかずのままとなっていま す。 また、75歳以上という年齢により国民を差別する後期高齢者医療制度は、一刻も早く廃止す 96 べきものです。 さらに、平成23年度に続きまして、平成24年度の国民健康保険特別会計の決算では、3億 1,700万円余の黒字となり、水道事業会計では、1億9,300万円余の剰余金が生まれました。ま た、平成24年度の介護保険会計は、1億400万円余の黒字となりました。これらは重過ぎる負担 を強いている結果であり、我慢強く負担に応えている市民に還元すべきものであります。 私は、国の悪政から市民の暮らしを守るためにも、市民の最も切実な要望である負担の軽減 を行おうとしない各会計の決算認定へは反対の態度を表明し、討論を終わります。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに討論はありませんか。鈴木克己議員。 〔2番 鈴木克己君登壇〕 ○2番(鈴木克己君) 私は、議案第44号ないし議案第47号の決算認定及び議案第48号 利益の処分 及び決算認定について、賛成の立場で討論をいたします。 まず、平成24年度一般会計歳入歳出決算においては、厳しい財政運営が続く状況下ではあり ますが、市税及び交付金の活用等の歳入確保への努力が認められる一方、経費の節減、合理化 に努めつつ、勝浦市総合計画の2年目として計画達成に向けた事業が展開されたものと考えま す。 東日本大震災の教訓から、まずは市民の生命を守る政策を基本として、防災計画の見直しを 図り、前年度に引き続く避難路整備事業の実施、子どもたちの安全・安心な教育環境の整備の ため、勝浦中学校体育館改築事業を初め、北中学校、勝浦小学校、豊浜小学校及び総野小学校 体育館の耐震補強・大規模改修事業への着手、安全な保育環境の整備など、防災対策の充実、 強化に努められております。 地域振興においては、勝浦市の観光を再構築するための施設として、KAPPYビジターセ ンターの開設とともに、緊急雇用創出事業を活用した観光資源の発掘調査を実施し、新たな観 光資源の開発に着手するなど、観光・地域振興対策の強化に努められております。 福祉、生活基盤の拡充においては、子育て支援としての子ども医療費助成事業の対象拡大、 勝浦駅エレベーター設置事業への着手、市内交通体系の調査、検討、移住・定住促進事業及び ホームページ更新事業の実施など、行政全般にわたる施策事業の推進により、市民福祉の維持 向上に努められており、大いに評価すべきものであると考えます。 また、各特別会計、水道事業会計におきましても、受益者負担の公平性に鑑み、特別会計の
    設置趣旨を念頭に、限られた財源を有効に活用しながら、適切に運営されたものであり、評価 できるものであります。 なお、監査委員の意見においても、市民福祉の維持向上と市政の発展を図るための行政各般 にわたる施策事業の実施に努力されたことが認められる旨、付記されております。 以上のことから、一般会計を初め各特別会計及び水道事業会計の決算認定については賛成す べきものであります。以上をもって討論といたします。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに討論はありませんか。 ○議長(岩瀬義信君) これをもって討論を終結いたします。 「なし」と呼ぶ者あり〕 〔 これより議案第44号 決算認定について、平成24年度勝浦市一般会計歳入歳出決算を採決い たします。本決算に対する委員長の報告は、これを認定すべきものであります。 97 本決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕 ○議長(岩瀬義信君) 挙手多数であります。よって、議案第44号は、認定することに決しました。 ──────────────────────── 議長(岩瀬義信君) 次に、議案第45号 決算認定について、平成24年度勝浦市国民健康保険特別 会計歳入歳出決算を採決いたします。本決算に対する委員長の報告は、これを認定すべきもの であります。 本決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕 ○議長(岩瀬義信君) 挙手多数であります。よって、議案第45号は、認定することに決しました。 ──────────────────────── 議長(岩瀬義信君) 次に、議案第46号 決算認定について、平成24年度勝浦市後期高齢者医療特 別会計歳入歳出決算を採決いたします。本決算に対する委員長の報告は、これを認定すべきも のであります。 本決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕 ○議長(岩瀬義信君) 挙手多数であります。よって、議案第46号は、認定することに決しました。 ──────────────────────── 議長(岩瀬義信君) 次に、議案第47号 決算認定について、平成24年度勝浦市介護保険特別会計 歳入歳出決算を採決いたします。本決算に対する委員長の報告は、これを認定すべきものであ ります。 本決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕 ○議長(岩瀬義信君) 挙手多数であります。よって、議案第47号は、認定することに決しました。 ──────────────────────── 議長(岩瀬義信君) 次に、議案第48号 利益の処分及び決算認定について、平成24年度勝浦市水 道事業会計決算を採決いたします。本決算に対する委員長の報告は、これを原案可決及び認定 すべきものであります。 本決算は、委員長の報告のとおり原案可決及び認定することに賛成の諸君の挙手を求めます。 ○議長(岩瀬義信君) 挙手多数であります。よって、議案第48号は、原案可決及び認定することに ○ ○ ○
    ○ 〔挙手多数〕 98 ──────────────────────── 議案上程・説明・質疑・討論・採決 議長(岩瀬義信君) 市長より追加議案の送付がありましたので、職員に朗読させます。屋代係 〔職員朗読〕 ○議長(岩瀬義信君) それでは、日程第2、議案を上程いたします。 議案第49号 平成25年度勝浦市一般会計補正予算を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。猿田市長。 〔市長 猿田寿男君登壇〕 ○市長(猿田寿男君) ただいま議題となりました議案第49号 平成25年度勝浦市一般会計補正予算 について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出予算の補正であり、勝浦小学校体育館耐震補強及び大規模改修 事業に係るものであります。当該事業の施工において、耐震診断時には発見が困難であったと 推察される体育館北側及び南側外壁内部の鉄筋の腐食が進んでおり、全面改修が必要と判断い たしましたことから、今回、その改修費用を計上しようとするものであります。 内容について申し上げますと、歳入歳出予算においては、既定予算に3,801万円を追加し、こ れにより予算総額を87億9,864万1,000円にしようとするものであります。 歳出予算においては、教育費の勝浦小学校体育館耐震補強及び大規模改修事業費に3,801万円 を計上しようとするものであります。これに対する財源として、歳入予算に国庫支出金3,801万 円を追加計上しようとするものであります。 以上で、議案第49号の提案理由の説明を終わります。 ○議長(岩瀬義信君) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。藤本議員。 ○4番(藤本 治君) 2つ、お尋ねいたします。今のご説明で耐震診断のときには認められなかっ たことが後になって明らかになって、改修が必要だという判断をされたという説明があったよ うに受け取りましたが、その経過をもう少し詳しくご説明いただきたいことと、このような耐 震診断が既に終わっているところで、改めてこういうことがほかにもないのかチェックされた のかどうかもあわせてお答えいただきたいと思います。 あと、体育館等の耐震補強工事に関しましては、国からの補助金が別途手当てされているの ではないかと思うんですけれども、これが全額、地域の元気臨時交付金が充てられるというこ とにつきまして、財源についてご説明をお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(岩瀬義信君) 答弁を求めます。軽込教育課長。 ○教育課長(軽込貫一君) お答えいたします。まず最初の耐震検査時にわからなかったという点で ございますが、体育館北側及び南側の外壁につきましては、主に目視による検査ということで、 今回、この耐震補強工事及び改修工事を進めていく中で、打音検査や実際に壁を剝がして見た 決しました。 長。 ○ 99 結果、内部の鉄筋の腐食の進行が発見できた。そのような状況が発見できましたので、今回、 全面改修ということに至りました。 次に、財源についてでございますが、今回の勝浦小学校の耐震及び大規模改修でございます が、もともとの事業につきましては、24年度の事業を繰り越して行っているものでございます。 これにつきまして、本来、24年度の事業につきまして、県のほうから変更ができないという回
    答を得たものであります。また、この工事につきまして、年度内の完成を目指すということで 今回のこのような対応をとらせていただいた次第でございます。 ほかの体育館につきましては、このような状況は報告受けておりません。以上でございます。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに質疑はありませんか。藤本議員。 ○4番(藤本 治君) ほかについてお尋ねしたのは、こういったことがあったわけですので、ほか でもそういうことがないかどうかを、入念にチェックされているかどうかということなんで、 異常があるとの報告は受けていませんということは、チェックして異常がなかったのか、まだ 何もしていないということなのか、ちょっとそこが区別つかないので、既に耐震診断が終わっ ているところについては、突っ込んだチェックをされるべきだと思うんです。その意味で申し 上げたんですが、もう一度、しっかりしたチェックをされているかどうかをお答えいただきた いと思います。 ○議長(岩瀬義信君) 答弁を求めます。軽込教育課長。 ○教育課長(軽込貫一君) お答えいたします。現在、ほかの体育館について工事が進行中でござい ます。これにつきまして、毎週、担当と打ち合わせ、また工事の進捗状況、工事の状況につい て、その都度、確認をさせていただいているところであります。ですので、今後、そういった 打ち合わせの中でそういったことがないように確認をさせていただきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに質疑はありませんか。藤本議員。 ○4番(藤本 治君) 今、工事をやっているところはいいんですけれども、そのほかは大丈夫なん ですかということなんですけれども。まだ耐震診断を終わっていないところもあるのかどうか も含めて、耐震診断が全ての学校のこういう施設についてやられたのかどうか。そして、今回、 ここでこういうことが見つかったわけですけれども、ほかにはないのかということをお尋ねし ていますので、漏れなくやっているかどうかをお尋ねしているんです。その点をお答えいただ きたいんですが。 ○議長(岩瀬義信君) 答弁を求めます。軽込教育課長。 ○教育課長(軽込貫一君) お答えいたします。現在行っている工事につきましては、耐震の診断を 行いまして、緊急に必要なところを優先的に耐震補強及び大規模改修を実施させていただいて いるところでございます。緊急の点検等につきましては、現在、そこまでは行っておりません が、こういったことがないように、今後そういったほかの施設等も見ていきたいと思っており ます。以上でございます。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに質疑はありませんか。佐藤議員。 ○7番(佐藤啓史君) 1点だけお聞きしたいんですけれども、今回の追加工事によって、工事の工 期がどうなるのか。小学校の体育館ですので、児童の登下校の通行、また部活動ですとか、ま た年度末には卒業式等もありますので、そういったことも踏まえて、当初の工期の中で竣工で 100 きるのか、それとも工期が延長するのかについてお聞きしたいと思います。 ○議長(岩瀬義信君) 答弁を求めます。軽込教育課長。 ○教育課長(軽込貫一君) お答えいたします。本来、勝浦小学校の工期につきましては、11月末を 完成予定ということで進めております。この追加工事が入りますと、本来の工期であります11 月末の完成は難しい状況と思っております。現在、できれば2月末までには終了させたいとい うことで考えております。特に勝浦小学校を含めまして各学校、これから大きな行事がたくさ ん計画されているということは、こちらも十分認識しているところでございます。例えば勝浦 小学校におきましては、これから全校の学習発表、いわゆる若潮祭であるとか、ミニ集会、そ ういったものが今後計画されております。さらに、3学期には、6年生を送る会、それから卒 業式等、学校にとって一大イベントである重大行事も計画されておりますので、そういった行 事にできるだけ影響しないように十分配慮してこの工事を進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに質疑はありませんか。佐藤議員。 ○7番(佐藤啓史君) 課長からご答弁をいただきまして、学校行事、体育館を使ういろんな行事が
    あります。また、PTAといいますか、勝浦小の場合は愛育会と呼んでおりますけれども、例 えば愛育会のバザーであるとか、そういった体育館を利用しての行事とかイベントといいます か、そういったものを工期を延長することによって、先ほど2月というお話がありましたけれ ども、そのために、ほかの中学校であるとかほかの小学校の体育館等々というのが可能であれ ば配慮していただきたいというふうにお願いして、答弁は結構ですので、よろしくお願いしま す。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに質疑はありませんか。寺尾議員。 ○12番(寺尾重雄君) この写真を見る限り、ここにも書いてあるように、気泡コンクリート、AL C板と言われるもので、ある面から写真で、それで、切断前の話ではこれがよくわかったなと。 これは2次製品なので、この爆裂がここで見受けられたから、私も聞いたところによると220平 米ぐらいで内外部の工事をやるということで、今、建築関係は職人難と言われ、いろんな事業 関係、公共事業の中で厳しい中、今、前段者が言うように、工期の問題ではちょっと延びるん じゃないかと。確かにそういう中で、このALC板のパネルで再度やるのか、あるいはその方 法として、予算を上げている以上、どういう方向でどのように行われるのか。体育館関係だと、 有孔ベニヤの中で音響を吸収する方法で張り替えの話も当然出てくる。そういう中で、これを もう少し詳細にご説明できないかということと、確かに構造的な問題ではない中で耐震を診断 していく中で、目視で見づらい、足場をかけて初めてわかる。この辺が2次製品であって、い つごろこの体育館ができたのかなと。実際に今、はっきり言ってALC板というのは鉄骨の建 物にこういう2次製品でつくっている面が多いかと思うんですけど、これは当然現場のほうか ら話が来てやられたんですけど、塗装がかかっている状況ではこれはなかなか見づらいと思う んですけど、よくわかったなというのと、勝中の耐震をやったときに壁がずれていたという話 は、モルタルで塗ってそのずれを修正していたんでしょうけど、どうしてもやっている最中に 余分なお金がかかる。国庫補助とは言いながらも、国全体みんなが国庫補助だからいいよとい うんであれば、日本経済ますます、国債のほうも1,000兆円を超えてどんどん増えるだけなんで すけど、できるだけ自治体も努力するべきものはしてもいいのかなと思うんですけど、それは 101 ともかく、まず何でわかったのか、そして、今後これをALC板でやるのか、どういう方法で やるのか、見積もりが上がっているので、その辺の話、予算を組んでいる、どういう話なのか ご説明願いたい。以上です。 ○議長(岩瀬義信君) 答弁を求めます。藤平都市建設課長。 ○都市建設課長(藤平喜之君) お答えいたします。まず、このALC板の損傷がなぜわかったかと いう内容でございますが、こちらは工事に伴いまして、外壁に沿いまして足場を組みます。そ れでの足場で近接の目視をしたところ、板の少しの膨らみを所見したことから、打音検査によ り調査したところ、この状態でなかろうかという検査結果が出まして、写真でご説明してあり ますように切削をしたところ内部が腐食していたということでございます。 続きまして、こちらの壁の修繕の方法でございますが、今のところ、見積もりで聴取した内 容では、こちらをALC板ではなくて、鉄骨用のサイディング張りというようなことで見積も りをいただいているところでございます。以上でございます。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに質疑はありませんか。寺尾議員。 ○12番(寺尾重雄君) 防火の問題等もあるんでしょうけど、サイディングで鉄骨で組んで引っかけ でやれば、その辺の対処は、設計事務所がついている話ですから、その辺の法的なものはクリ アできるかと思うんですけど、実際、このALC板、この体育館がいつ行われ、ここまで劣化 してくるのかなと、実際、鉄筋が入って、打音検査した段階でこれが全部あると。先ほども藤 本議員が言うように、ほかの体育館関係もどのようになって、これが何年経過してこういう状 態になってきているか、そしてほかの耐震を行われている中で、当然勝浦市のALC板でやら れている面もあるのかなと、そこまで私も見ていないんですけど、どのくらいの経過でこれが こういう進行になったのか。そして、ほかに確かにある面では、どこがどうなのか、よその小 学校、中学校ですね、その辺、もしわかれば教えていただきたいと思います。以上です。 ○議長(岩瀬義信君) 答弁を求めます。藤平都市建設課長。
    都市建設課長(藤平喜之君) お答えいたします。ただいまのご質問はALC板の劣化の経過とい いますか、そういう内容かと思いますが、建築年度は、56年2月竣工ということでございます。 軽量気泡コンクリートパネルでございまして、こちらは、通常のコンクリート現場打ちの打設 のものとは違いまして、コンクリート内に気泡を発生させまして、コンクリート自体を軽量に するというような工法パネルでございますけれども、推察されるのは、この気泡があることに よりまして外壁から水分あるいは塩分の侵入があって、それによりまして通常の鉄筋コンクリ ートよりも早目に内部の鉄筋の腐食が起こったものと考えられます。 また、比較をしますと、豊浜小学校が、やはりALC板ということでございますが、豊浜小 学校の場合には、本校舎が海側前面にございますので、直接の風雨の影響が少なかったのでは ないかというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに。寺尾議員。 ○12番(寺尾重雄君) いや、ALC板の件を聞いているわけじゃなくて、豊浜小学校の体育館がい つごろできて、確かに潮風というのは勝浦地区においては、木造住宅でも民間の話でも非常に 厳しい。技術的に言うわけじゃないけど、ALC板、気泡がいっぱいあるから、そういうもの で私が質問している話じゃないんだけどね。それはカチロンといって、しごけば水が全部落ち ちゃうように、それに吹きつけすればいいんだけど、そうじゃなくて、当時の予算的なもので、 102 これが56年の中で、豊浜小学校がそれをやってあったのか、裏側だからといったって、雨のか からないところ、校舎の裏側であればなおさら塩害というのはひどくなる。皆さん、ご存じの ように、雨で洗われるほうが塩害というのは少ないです。私は、これが56年2月に竣工して、 今二十何年、30年近くたっているのかな、そこでこれだけの劣化が、鉄筋が塩害で膨らんで爆 裂する。そういう中で豊浜小学校の耐震の中でもどうだったのかという話もあるでしょうし、 ほかに体育館が、では豊浜小学校がいつやった、あと10年もしたらこのような状態になっちゃ うのか、あるいは総野のほうは塩害も少ないのか、その辺でどうなのかということを聞いてい るそれだけの話ですよ。そんなのは個人的に聞いたっていいんですけど、たまたま聞いたから それだけの話であって。以上です。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに質疑はありませんか。 ○議長(岩瀬義信君) これをもって質疑を終結いたします。 「なし」と呼ぶ者あり〕 〔 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第49号につきましては、会議規則第 37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございません 「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〔 ○議長(岩瀬義信君) ご異議なしと認めます。よって、議案第49号につきましては、委員会の付託 を省略することに決しました。 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。討論はありませ か。 んか。 ○議長(岩瀬義信君) これをもって討論を終結いたします。 「なし」と呼ぶ者あり〕 〔 これより議案第49号 平成25年度勝浦市一般会計補正予算を採決いたします。本案は原案の とおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕 ○議長(岩瀬義信君) 挙手全員であります。よって、議案第49号は、原案のとおり可決されました。 午前11時20分まで休憩いたします。 ╶───────────────────────╴ 午前11時04分 休憩 午前11時20分 開議
    ○議長(岩瀬義信君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 次に、議案第50号ないし議案第54号、以上5件を一括議題といたします。本案は、いずれも 勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意を求めることについてであります。 市長から提案理由の説明を求めます。猿田市長。 〔市長 猿田寿男君登壇〕 ○市長(猿田寿男君) 議案第50号から議案第54号までの勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員 の委嘱につき同意を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、平成25年9月30日をもって任期満了となる勝浦市情報公開・個人情報保護審査会委 員5名の後任について、次の方々に委員を委嘱したく、勝浦市情報公開・個人情報保護審査会 103 条例第5条第1項の規定により、議会の同意を求めようとするものであります。 初めに、議案第50号について申し上げます。本案は、勝浦市情報公開・個人情報保護審査会 委員に、引き続き藤井一氏を委嘱したいため、議会の同意を求めようとするものであります。 藤井一氏の経歴を申し上げますと、早稲田大学法学部在学中の昭和55年10月に司法試験合格、 昭和56年3月同大学卒業後、司法研修所を経て、昭和58年4月に弁護士として開業、平成6年 4月から藤井・滝沢綜合法律事務所を開設し、現在に至っております。 この間、千葉県消費者センターアドバイザー、千葉県建設紛争審査会委員及び平成16年10月 から現在まで勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員を務められております。 次に、議案第51号について申し上げます。 本案は、勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員に、引き続き江澤始一氏を委嘱したいた め、議会の同意を求めようとするものであります。 江澤始一氏の経歴を申し上げますと、昭和34年3月に県立大原高等学校を卒業後、昭和36年 1月勝浦市役所に就職、昭和59年4月から監査委員事務局長を務め、以来、保険衛生課長、福 祉事務所長、税務課長、議会事務局長を歴任し、平成11年4月から平成19年3月まで2期にわ たり勝浦市収入役を務められました。 また、平成19年10月から現在まで当審査会委員を務められております。 次に、議案第52号について申し上げます。 本案は、勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員に、引き続き庄司誠氏を委嘱したいため、 議会の同意を求めようとするものであります。 庄司誠氏の経歴を申し上げますと、昭和41年3月、県立大原高等学校を卒業後、昭和45年4 月から平成18年3月まで千葉県庁に勤務されました。この間、平成14年4月に、商工労働部経 済政策課主幹兼財団法人勝浦海中公園センター所長を初め、平成16年4月に夷隅農林振興セン ター主幹などの要職を歴任されております。 また、平成19年10月から現在まで、当審査会委員を務められております。 次に、議案第53号について申し上げます。 本案は、勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の石井洋子氏の任期満了に伴い、新たに 黒川道子氏を委嘱したいため、議会の同意を求めようとするものであります。 黒川道子氏の経歴を申し上げますと、昭和59年3月に東海大学大学院修士課程を終了後、同 年4月に国際武道大学体育学部助手として採用され、以来、平成11年4月から体育学部助教授 に、平成19年4月から体育学部准教授に、平成20年4月からは体育学部国際スポーツ文化学科 の副学科長を務められております。この間、平成19年から現在まで勝浦市都市計画審議会委員 を務められております。 次に、議案第54号について申し上げます。 本案は、勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の大口喜夫氏の任期満了に伴い、新たに 忍足邦昭氏を委嘱したいため、議会の同意を求めようとするものであります。 忍足邦昭氏の経歴を申し上げますと、昭和45年3月に明治大学法学部を卒業後、同年4月に 茂原市役所に就職し、平成11年4月から企画財政部次長兼財政課長を務め、以来、監査委員事 務局長、教育委員会教育部長を歴任され、平成16年6月に退職されております。その後、平成 17年4月から2年間、行政相談委員を、また平成19年5月から勝浦市議会議員を1期務められ
    104 ております。 して適任であると考えます。 以上、5名の方々は、人格及び識見において、勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員と なお、任期は、平成25年10月1日から平成28年9月30日までの3年間でございます。 よろしくご審議の上、ご同意くださるようお願い申し上げます。 以上で議案第50号から議案第54号までの提案理由の説明を終わります。 ○議長(岩瀬義信君) これより質疑に入るのでありますが、質疑に際しましては、議案番号をお示 しください。ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。藤本議員。 ○4番(藤本 治君) 特に議案を特定してということでなくて、今回、定数5名の委員を任期満了 に伴って再任したり、新しく信任したりということなんですけれども、この構成を、どういう ふうな構成にしようということでお考えになっておられるのか。例えば女性が任期満了で退任 されるに伴ってお1人、また女性を補充しているということが見受けられますが、あと、全体 に行政経験者が多いのかなという印象もあったりするんですけれども、いろんな職種であると か、年齢層であるとか、男女のこともそうなんですけれども、全体をどんなふうに、どこにポ イントを置いて、こういう5名の委員の構成をお考えになって、今回、こういう提案をされて いるのかという、その辺をご説明いただけるとありがたいと思います。 ○議長(岩瀬義信君) 答弁を求めます。猿田市長。 ○市長(猿田寿男君) 今回は、この議案にありますように、本市の情報公開・個人情報保護審査会 ということで、個人情報保護法とか、いわゆる法律に基づいての審査が主なものになります。 したがいまして、まず初めに藤井さんのような弁護士にも入ってもらいますし、それから行政 経験を経て、こういう法律に造詣の深い方、それから、やはりこれからはこういう行政委員会 には女性の登用というのは、私は必要と思っていますので、こういう構成にいたしました。以 ○議長(岩瀬義信君) ほかに質疑はありませんか。 ○議長(岩瀬義信君) これをもって質疑を終結いたします。 「なし」と呼ぶ者あり〕 〔 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第50号ないし議案第54号、以上5件 につきましては、正規の手続を省略の上、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありま 上です。 せんか。 「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〔 ○議長(岩瀬義信君) ご異議なしと認めます。よって、議案第50号ないし議案第54号、以上5件に つきましては、正規の手続を省略の上、直ちに採決することに決しました。 これより議案第50号 勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の委嘱につき同意を求める ことについてを採決いたします。本案は、これに同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。 ○議長(岩瀬義信君) 挙手全員であります。よって、議案第50号は、これに同意することに決しま 〔挙手全員〕 した。 ──────────────────────── 105 議長(岩瀬義信君) 次に、議案第51号 勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の委嘱につき 同意を求めることについてを採決いたします。本案は、これに同意することに賛成の諸君の挙 ○議長(岩瀬義信君) 挙手全員であります。よって、議案第51号は、これに同意することに決しま 〔挙手全員〕 手を求めます。 した。
    手を求めます。 した。 手を求めます。 した。 ──────────────────────── 議長(岩瀬義信君) 次に、議案第52号 勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の委嘱につき 同意を求めることについてを採決いたします。本案は、これに同意することに賛成の諸君の挙 ○議長(岩瀬義信君) 挙手全員であります。よって、議案第52号は、これに同意することに決しま 〔挙手全員〕 ──────────────────────── 議長(岩瀬義信君) 次に、議案第53号 勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の委嘱につき 同意を求めることについてを採決いたします。本案は、これに同意することに賛成の諸君の挙 ○議長(岩瀬義信君) 挙手全員であります。よって、議案第53号は、これに同意することに決しま 〔挙手全員〕 ──────────────────────── 議長(岩瀬義信君) 次に、議案第54号 勝浦市情報公開個人情報保護審査会委員の委嘱につき 同意を求めることについてを採決いたします。本案は、これに同意することに賛成の諸君の挙 手を求めます。 〔挙手全員〕 ○議長(岩瀬義信君) 挙手全員であります。よって、議案第54号は、これに同意することに決しま した。 ──────────────────────── ○議長(岩瀬義信君) 次に、議案第55号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 〔教育長 藤平益貴君退席〕 106 ○ ○ ○ ○ を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。猿田市長。 〔市長 猿田寿男君登壇〕 ○市長(猿田寿男君) ただいま議題となりました議案第55号 教育委員会委員の任命につき同意を 求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、平成25年9月30日をもって任期満了となる教育委員会委員、藤平益貴氏について、 引き続き任命したいため、議会の同意を求めようとするものであります。 藤平益貴氏の経歴を申し上げますと、昭和45年3月に立正大学を卒業後、同年9月に成田市 立西中学校教諭として奉職以来、大原町立浪花中学校を初め、大原町立大原中学校、市原市立 加茂中学校等を経て、平成12年4月から勝浦市立上野小学校校長、平成16年4月にはニューヨ ーク補習授業校校長、平成18年4月に勝浦市立郁文小学校校長を歴任され、平成20年3月に退 職されました。その後、同年4月から教育委員会学校教育指導員を経て、平成21年10月に教育 委員会委員に就任され、平成24年10月からは教育長としてその職務を担い、現在に至っており その人格と識見は、教育委員会委員として適任であると考えます。 よろしくご審議の上、ご同意くださるようお願い申し上げまして、議案第55号の提案理由の
    ○議長(岩瀬義信君) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 ○議長(岩瀬義信君) これをもって質疑を終結いたします。 「なし」と呼ぶ者あり〕 〔 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第55号につきましては、正規の手続 を省略の上、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〔 ○議長(岩瀬義信君) ご異議なしと認めます。よって、議案第55号については、正規の手続を省略 の上、直ちに採決することに決しました。 これより議案第55号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたし ます。本案は、これに同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。 ○議長(岩瀬義信君) 挙手全員であります。よって、議案第55号は、これに同意することに決しま 〔挙手全員〕 した。 〔教育長 藤平益貴君入席〕 ます。 説明を終わります。 質疑はありませんか。 ╶───────────────────────╴ 発議案上程・説明・質疑・討論・採決 議長(岩瀬義信君) 日程第3、発議案を上程いたします。 発議案第6号 地方税財源充実確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。 107 ○ 職員に発議案を朗読させます。屋代係長。 ○議長(岩瀬義信君) 発議者から提案理由の説明を求めます。佐藤啓史議員。 〔職員朗読〕 〔7番 佐藤啓史君登壇〕 ○7番(佐藤啓史君) 議長よりご指名をいただきましたので、ただいま議題となりました発議案第 6号 地方税財源充実確保を求める意見書について、提案理由の説明を申し上げます。 地方財政は、社会保障関係費などの財政需要の増加や地方税収の低迷等により、厳しい状況が 続いています。 財源総額の確保について、 こうした中、基礎自治体である市が、住民サービスやまちづくりを安定的に行うためには、地 方税財源の充実確保が不可欠であります。よって、国においては、地方交付税の増額による一般 地方単独事業を含めた社会保障関係費の増など、地方の財政需要を地方財政計画に的確に反映 することにより、一般財源総額を確保すること。 特に、地方の固有財源である地方交付税については、本来の役割である財源保障機能・財源調 整機能が適切に発揮されるよう増額すること。 財源不足額については、臨時財政対策債の発行等によることなく、地方交付税の法定率の引き 依然として厳しい地方経済を活性化させる必要があることから、地方財政計画における歳出特 上げにより対応すること。 別枠を維持すること。 地方公務員給与の引き下げを前提として、平成25年度の地方交付税が削減されたが、地方の固 有財源である地方交付税を国の政策誘導手段として用いることは避けること。 また、地方税源の充実確保等について、地方が担う事務と責任に見合う税財源配分を基本とし、 当面、国と地方の税源配分を5対5とすること。
    その際、地方消費税の充実など、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系を構築す ること。 個人住民税は、その充実確保を図るとともに、「地方社会の会費」という基本的な性格を踏ま え、政策的な税額控除を導入しないこと。 固定資産税は、市町村の基幹税目であることから、その安定的確保を図ること。 特に、償却資産の根幹をなしている「機械及び装置」に対する課税等については、現行制度を 堅持すること。 法人住民税は、均等割の税率を引き上げること。 自動車重量税及び自動車取得税は、代替財源を示さない限り、市町村への財源配分の仕組みを 含め、現行制度を堅持すること。 度を堅持すること。 ゴルフ場利用税は、ゴルフ場所在の市町村にとって貴重な税源となっていることから、現行制 地球温暖化対策において、地方自治体が果たしている役割を踏まえ、地球温暖化対策譲与税を 新たに創設するなど、地方税財源を確保する仕組みを構築すること。 これらを実現されるよう強く求めるものであります。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出しようとするものであります。何とぞ発 108 議者の意をご賢察の上、よろしくご審議いただき、可決あらんことをお願い申し上げ、提案理由 ○議長(岩瀬義信君) これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 の説明といたします。 質疑はありませんか。藤本議員。 ○4番(藤本 治君) 今、発議案の提案があったわけなんですが、議論の中では、この発議案、1 と2の大きな2つの項目に分かれておりますけれども、2の項目には、多くの賛否の意見が委 員会の中でもあったかと思うんですけれども、1だけにとどめれば全ての議員が賛同できる内 容になるわけですけれども、あえて2を入れられたという、こういう提案の仕方について、な ぜこのような提案になったのかということをお尋ねしたいと思います。 ○議長(岩瀬義信君) 答弁を求めます。佐藤議員。 ○7番(佐藤啓史君) 藤本議員のご質問に対しまして、発議者の1人としましてお答えいたします。 この発議案に関しましては、委員会の中でも議論がありましたけれども、今年、5月22日開 催の第89回の全国市議会議長会の定期総会において決議されたものでありまして、我が勝浦市 議会の議長も、この決議に加わっておるということでございます。そして、先ほどの1と2の うちの2を切り離して1だけでというような意見も委員会の中でもありましたけれども、これ は陳情・請願と違いまして、例えばこの部分的なものということではなくて、何よりも地方税 の財源を確保するために、この2が必要であるというようなことで採決した結果、賛成多数と いうことになったものでありまして、2を切り離して新たに発議案とする考えはありません。 議員のほうでこの2が要らないというのであれば、廃案という形で発議案を出していただい て、ほかには討論という形もありますので、その中でご自身の意見を述べられればいいかと思 います。以上です。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに質疑はありませんか。藤本議員。 ○4番(藤本 治君) 今、おっしゃられたわけですけれども、2は、とにかく地方財源を確保する ということとあわせまして、国民・住民が不利益をこうむらないようにということが非常に大 事なことでありますので、我々議員としてこういった問題を扱うときに、地方自治体の運営に 必要な財源を確保するということと同時に、それが地域住民の不利益になるということがあっ てはならないと思うんです。それが今回、特に、地方消費税の充実という項目など、2の (1)の項目ですけど、ここにはその両者が矛盾する形で出ているわけですので、こういうも のを提案されるということ自体は、市議会の議長会決議で勝浦市議会議長が採決に参加をして いるとはいえ、それをうのみにすることはできないのではないかと思いますけれども、いかが でしょうか。 ○議長(岩瀬義信君) 答弁を求めます。佐藤啓史議員。
    ○7番(佐藤啓史君) 藤本議員のほうは、先ほど消費税の充実ということ、また住民にとって不利 益等があってはならないというご意見がございましたけれども、住民、市民、有権者、我々も 含めて地方自治体の一員である。先ほどの中でも申し上げましたけれども、我々の税金という のは会費、我々が構成する会費という意味を含めたと発議案の中でも申し上げましたけれども、 そういう意味で、不利益を被るとか、そういうことではなくて、我々自治体は我々の会費の中 で成り立っている、そしてそれは税金という形がそれの中で賄われているという認識のもとに 立てば、今回の2の中に書いてある地方消費税の充実ということも、私は必要なことであると 109 考えます。以上です。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに質疑はありませんか。 ○議長(岩瀬義信君) これをもって質疑を終結いたします。 「なし」と呼ぶ者あり〕 〔 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第6号 地方税財源充実確保を 求める意見書の提出につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省 略したいと思います。これにご異議ありませんか。 「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〔 ○議長(岩瀬義信君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第6号につきましては、委員会の付 これより討論に入るのでありますが、前もって通告がありましたので、これを許します。藤 託を省略することに決しました。 本議員。 ○4番(藤本 治君) 私は、地方税財源充実確保を求める意見書の提出について、反対の立場か 〔4番 藤本 治君登壇〕 ら討論を行います。 この意見書は、大きくは2つに分かれる構成となっております。 第1は、地方交付税の増額による一般財源総額の確保についての5項目です。ここでは、さ きに地方公務員給与の引き下げを前提として、今年度の地方交付税が削減されたことを取り上 げ、地方固有の財源である地方交付税を国の政策誘導手段として用いることは避けることとの 指摘ともに、その増額を求めていることは、誰もが賛同できる当然の要望であります。 第2の地方税源の充実確保等についての7項目には、賛否の分かれる内容が含まれています。 (1)では、消費税とその増税を前提として、地方消費税の充実を求めていることには断固 として反対です。地方自治体の財源確保は重要でありますが、国民・住民への不当な負担増を 前提にすることは容認できません。 また、(4)では、法人住民税の均等割の税率の引き上げを求めていることは、憲法にも示さ れている応能負担の原則に反するものであり、道理がないと言わなくてはなりません。 この意見書を提出するに際しては、誰もが賛同できる第1の5項目だけにとどめるべきであ り、第2の7項目を含めて提案されている今回の発議案には反対の態度を表明して討論を終わ ります。 ○議長(岩瀬義信君) ほかに討論はありませんか。 ○議長(岩瀬義信君) これをもって討論を終結いたします。 「なし」と呼ぶ者あり〕 〔 これより発議案第6号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙 ○議長(岩瀬義信君) 挙手多数であります。よって、発議案第6号は、原案のとおり可決されまし 〔挙手多数〕 手を求めます。 た。 ╶───────────────────────╴
    110 各常任委員会所管事務調査について 議長(岩瀬義信君) 日程第4、各常任委員会所管事務調査についてを議題といたします。 本件につきましては、各常任委員長から会議規則第110条の規定により、お手元へ配布の閉会 中の継続調査申出書のとおり、継続調査の申し出がありました。 お諮りいたします。本件につきましては、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続 調査に付することにご異議ありませんか。 「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〔 ○議長(岩瀬義信君) ご異議なしと認めます。よって、本件は閉会中の継続調査に付することに決 しました。 ╶───────────────────────╴ 議員の派遣について 議長(岩瀬義信君) 日程第5、議員の派遣についてを議題といたします。 本件につきましては、会議規則第164条の規定により、お手元へ配布の議員派遣の件について 承認を得ようとするものであります。 お諮りいたします。これを承認することにご異議ありませんか。 「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〔 ○議長(岩瀬義信君) ご異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。 ──────────────────────── 閉 会 議長(岩瀬義信君) 以上をもちまして、今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしまし た。 これをもって平成25年9月勝浦市議会定例会を閉会いたします。 午前11時52分 閉会 ──────────────────────── 本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 1.議案第41号~議案第48号、陳情第1号の総括審議 1.議案第49号~議案第55号の総括審議 111 ○ ○ ○ 1.発議案第6号の総括審議 1.各常任委員会所管事務調査について 1.議員の派遣について 112 上記会議の顚末を記載しその相違ないことを証し署名する。 平成 年 月 日
    勝 浦 市 議 会 議 長 署 名 議 員 署 名 議 員 113 ...